絵本「あるはれたひに:あらしのよるにシリーズ」あらすじや内容の感想と読み聞かせ

木村祐一さんの絵本「あらしのよるにシリーズ」の続編、2作目である「あるはれたひに」の内容を紹介します。
絵本読み聞かせの際のポイントや、感想、ネタバレあらすじなどを解説していきます。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
あらしのよるにシリーズ2作目の、「あるはれたひに」は、どんなあらすじなのかな?
どんな雰囲気なのかな?って気になっておられる先生に向けて、少しでも絵本の情報をシェアしていこうと思いました。
この記事では、絵本「あるはれたひに 」の読み聞かせのポイントと、簡単なあらすじや感想、内容を紹介しますね。
このお話は、シリーズものということで、前作のあらすじが分かっている事が前提で、楽しめます。
お互いの正体がわかったら、どうなっちゃうの?と、気になるところですよね。
あらしのよるにの、その後、あるはれたひの様子が描かれています。
やさしい雰囲気で読み聞かせてあげてくださいね。
この記事を書いた人

あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
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保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■「あるはれたひに」絵本読み聞かせのポイント!
●「あるはれたひに(あらしのよるにシリーズ第2巻)」絵本データ
あるはれたひに
作者
作:木村祐一
絵:あべ弘士
発行:
1996年
対象年齢(主観です笑)
年中(4歳)
年長(5歳)
読み聞かせにかかる時間
15分
●あらしのよるにシリーズ
シリーズ全てで7部。超大作です。
非常にストーリー性があり、すぐには読み切れないので、
年長クラスで、毎月1冊…みたいな感じで、読み進めてあげれば、
いいかもしれませんね。
あらしのよるにシリーズの結末まで読み進める頃には、
子ども達はきっと、大好きになっているはずです。
発表会のテーマにしてもいいですね。
●あらしのよるにシリーズメディア展開
映画:2005年
ゲーム:2005年
ドラマCD:2006年
むちゃくちゃ素晴らしいと評判のドラマCD!
子どもよりも大人が泣ける内容です。
テレビアニメ:2012年
歌舞伎:2015年
中村獅童さんが演じた歌舞伎バージョンもあります!
●”あるはれたひに”あらすじ
”あらしのよるに”出会った、顔の見えない秘密の友達。
二人は、お互いの顔も見えない。
でも、雷が苦手で、意気投合した二人は、また会おうと約束をする。
次の日のお昼。これは、”あるはれたひに”あったお話です。
合言葉である”あらしのよるに”で、再開した二人でしたが、あるはれた次の日に出会ったお互いはビックリ。
なんと、二人は、ヤギとオオカミ。
喰うもの、食われるもの、敵同士だったのです。
でも、そんな事二人には、関係ない。
まさかヤギだったなんて!
まさかオオカミだったなんて!
びっくりしながらも、お互い笑いあいます。
さて、約束のピクニックに出発です。
とても晴れた日で、気持ちがいい。
二人とも、お弁当を持ってきています。
しかし、道中、オオカミはお弁当を、谷底に落としてしまいます。
「三日くらい喰わなくても平気でやんす」
と、強がるオオカミだが…
山道を進む、目の前には、おいしそうなヤギが。
なんども食べたくなる気持ちを抑えるオオカミ。
オオカミは、ヤギが大好物なのです。
お弁当を食べるヤギ。
「もしよかったら、私のほしくさ食べますか?
やっぱ、肉じゃなきゃ、ダメですか…?
もしかして、ヤギの肉が大好物だったり…?」
オオカミは、友達を食べようなんて、俺はなんてヤツだ!
と、自分を責め、ポカポカと自分の頭をたたきます。
ヤギは、友達を疑うなんて、私はなんて酷いんだろう!
と、自分を責め ポカポカと自分の頭をたたきます。
そんな、あるはれたひの出来事。
途中で、雨が降ってきます。
雷の苦手な二人は、急いで山から降ります。
それでも、やっぱり雨は降ってきて…
洞窟の中で休憩する二人。
そこで、ヤギは足をくじいてしまいます。
オオカミは、大好物のヤギを背中に抱え、降りていくのでした。
そして、あるはれたひの、夕暮れ。
二人は、再び出会う約束をするのです。
●”あるはれたひに”の内容や感想と読み聞かせポイント
”あらしのよるにシリーズ”の
あるはれたひにを読み聞かせをする時に思った事は…
前作の続きなので、
全員が前作を知っているという前提で、お話をするようにしたほうが、
物語に入っていきやすくなりますね。
中には、覚えていない子もいるので、軽く前回のあらすじを、子ども達と一緒に確認するのもいいでしょう!
また、前作同様、あるはれたひにを読むのにかかる時間が結構長いです。
子ども達の集中力がある時間帯に読んであげてくださいね。
その日の活動内容と子ども達の様子を見ながら考えてみてください。
やっぱり朝の時間がいいです。
私は、歌を歌い、いったん発散させた後、じっくり読むといった感じで読んでいました。
カリキュラムで忙しい日には、控えていましたね笑
「あるはれたひに」これも友情がテーマで、楽しむというより、
二人の関係がどうなるのか、じっくり見守るような内容の絵本ですので、
おだやかな雰囲気で、時間をかけて(何度か読んで)、
子ども達自身、じっくり考えられるように意識して、読んでいました。
また、このシリーズを月の絵本の一冊にして、
月案に取り入れていました。(4歳児担任)
毎月、子ども達のほうから楽しみにしていて、催促してきますよ笑
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