今月の読み放題タイトル Kindleunlimited

保育室の環境構成には、掃除や壁面装飾や仕切りがポイント!

PR
保育室、掃除
\保育専門書、出版しました!/

子ども達が日々の生活で過ごす保育室。
保育室の環境や構成は、子ども達の生活に直結するものです。
保育者は楽しい活動や、快適な生活にしていくため、
いつも清潔に掃除したり、壁面装飾やパーテーション、仕切りを工夫しています。

こんばんは!
男性保育士のあつみです。

保育室、掃除

保育室は、毎日子ども達が過ごす、生活の場所です。
雑然とした雰囲気の中では、子ども達の遊び、 活動の集中力が、持続しません。

また、保育者自身も、気持ちよく保育を行える事がとても大切ですので、
毎日の掃除は手を抜かず、怠りたくないものですね!

■関連リンク:

目次(タップで移動)

この記事を書いた人

あつみ先生

保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら

この記事を書いた人

保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら

アマゾンで販売中の下記の本…LINE登録で試し読み版プレゼント中♪

\製作ネタ本/

保育製作365日: 保育園や幼稚園で使える♪行事と季節の造形遊び!100均材料でも簡単に作れる製作アイデア帳

\手作り玩具/

毎日モンテ!100均知育365日: かんたん手作り!指先の知育玩具 保育365日シリーズ

\読み聞かせ/

ピックアップ♪

アマゾンで販売中の本…LINE登録で試し読み版プレゼント中だよ!

■常に掃除され、清潔な環境の保育室の重要さ

整理整頓がされていて清潔な保育室は、子ども達も保育者も、心地よく過ごせますよね。
普段行う活動も、モノがたくさんあり、整理されていないと、 子ども達の集中力が散漫になってしまいます。

保育室の環境ひとつで、子ども達の活動へ向ける意欲が、違ってきます。

また、保護者も、園内の手入れや清掃が行き届いているかしっかり見ていますし、 そうであれば、安心してくれますよ。
毎日行う掃除だからこそ、手を抜かずに、子ども達や保育者にとってどんな環境であればいいか、 意識しながら、掃除をしていきましょう。

●保育室の換気をしよう

窓を開けて、空気を入れ替えをします。
私は、活動の切れ目などに、一度全開にしてしまいます。

夏は暑く、冬は寒いかもしれません。
しかし、この時期は基本的にエアコンなど空調をフル活用している時期です。

そして、エアコンを使っていると、中々窓を開けたくないものですが、
換気をしないと、本当に空気が悪くなりますし、 生活から発生する悪臭もこもります。

真面目な話、小さい子どもにとって、 ぜんそくなどに繋がる可能性もあります。
気分が悪くなったり、体調にも影響を及ぼしますし、 悪影響しかありません。

また、加湿器や空気清浄機についても掃除、メンテナンスは必要です。
水を入れ替える際など、汚れていないかチェックしてくださいね。
怠ると悪臭の原因となります。

●整理整頓、片づけをしよう

保育室に残っている、不要なものは捨てていきましょう!
保育室は、広く使えるようにしておくのが、活動の基本です。

モノが減ると、先生の気持ちもスッキリしますし、
子ども達も集中力・注意力を奪われる事が無くなるので、活動に集中できます。

再利用できないものや、使用済みの箱、 教材など、判断して捨てていきましょう。
整理された環境であることが大事です。

特に、以前の担任の製作物や壁面が残っている、と言う事も多いです。
たまに、私物が部屋に置いたまま忘れられていたり笑
以前のものが飾ったままだったり…用途が不明だったり、 長い間、部屋に残ってるものがあると思います。

今の担任はあなたです。
以前の担任のやり方やこだわりを、無理に引き継ぐことはありません。
良い所だけを吸収したら、自分の保育に必要ない物は、
片づけるか、捨てちゃってすっきりした環境にしましょう!

毎日の掃除が大切。

もちろん、園によって手順は違いますが、うちの園では…

  • 掃き掃除or掃除機
  • 拭き掃除
  • 窓拭き
  • 棚の上、黒板拭き ピアノなどのホコリとり
  • ごみ捨て

が、保育室掃除の手順になります。

また、大掃除の時などは、照明や備え付けの扇風機、
天井のエアコン空調などの掃除、 扉のサンなどの拭き掃除など、さらに細かい所まで行います。

また、掃除の基本として、高い所から掃除していくのが鉄則です。
(ホコリは高い所から落ちてくるので、先に床掃除をしてはいけないです!)

電球や扇風機、カーテンレールや天井などのを掃除する時は、1番に行うと、二度手間が減りますよ♪

仕上げとチェック

掃除が終わったら、細やかな心配りと、安全面の確認が大切です。

子どもの目線になり、低い視点で見渡したり、 素足で過ごす保育園であれば、 素足で歩いてみたり、素手で確かめたりします。
 
また、壁面装飾や構成は、とても大切です!
季節の花や小物を飾ったりして、季節を感じれるようにしましょう。

そして行事に合わせて、 子ども達の作品を飾ったりする事で雰囲気を作っていきましょう。
それにより、子ども達の気持ちを盛り上げる事に繋がります。
日々の活動や、意欲を高めていく事が出来ますよ。

●好きな遊びに取り組める環境!コーナー保育とは?

コーナー保育という言葉をご存知ですか?
この項目では、コーナー保育について解説します。

コーナー保育とは

コーナー保育とは、 保育室をパーテーションや仕切りで、 遊びの環境を区切ってあげることです。

  • ままごとコーナー
  • 絵本コーナー
  • 積み木コーナー
  • お絵かきコーナー
  • 製作コーナー

などなど、それぞれ好きな遊びを子ども達が主体的に選び、
集中して遊べるような環境を作ってあげることです。

最強の、子ども達の一番を考えた遊び特化の環境だと、 私は思います笑
とてもいい保育だと思います。

イメージが湧かない方は、”コーナー保育”で画像検索してみてください。

”コーナー保育”画像検索結果

コーナー保育のメリットとデメリット

コーナー保育を導入できれば、 しっかりと遊びの空間を区切る事で、
本当にその遊びがしたい友達と一緒に、 遊びのイメージを共有して遊べます

したい遊びをとことんできる環境は、 子どもの遊びをどんどん広げていきます。
そこから、いろんな表現が生まれてきますよ。

しかし、私の勤める保育園では、 まだコーナー保育というやり方は出来てないです。
保育室を広く使って、一斉活動や身体表現を重視している園の方針のためです。

午睡も給食も同じ保育室で行うという理由から、
保育室が広く使えなくなるコーナー保育は、 物理的に広さが足りないのです。

なので、私の勤める園では、 室内での自由遊びが、雑然としがちです。
自由遊びと言えど、雑然とした雰囲気の中では、 自分の遊びに集中できません。

つまり、コーナー保育のデメリットとしては、保育室が広くないと、 なかなか実現が難しいという事です。
保育室では、遊びだけでなく、午睡や食事などもする保育室ですからね。

●物を丁寧に大切に扱う姿を見せる

子ども達が快適に部屋で過ごせるためには、 気持ちの安定も重要です。
また、物を大切にしないという事は、 保育室の環境を大きく乱す原因にもなります。

物を大切に扱う、設備を丁寧に扱う、と言う事も 子ども達の過ごす部屋の環境の中の一つです。
それを伝えるためには、 保育者がその姿を見せて行かなければ、いけません。

水を必要以上に出さない

子どもって、水遊びが大好きです。
蛇口から勢いよく出る水も、楽しいものです。

また、石鹸の泡が面白くて、必要以上に石鹸をだしたり、泡立てて遊んでいるかもしれません。

でも、生活をしていく環境として、 手洗いやうがいって、遊びではありません。
そこは、しっかり子どもに伝えていきましょう。

あつみ

ただ、そこに保育のヒントがあったりします。
水道で水で遊んでいるなら、夏は水遊びの機会をたくさん作ってあげたり、
石鹸が面白いなら、あわ遊びの活動をして、満足できるまで遊ばせてあげればいいんです。

たくさん遊んで満足出来たら、水道で遊んでしまう事も、減るかもしれませんね♪

蛇口を全開にせず、必要な量だけ出す事を伝えたり、 石鹸で洗っている間は、止めるなど。
あと、手が濡れたままポタポタってよくある光景ですが、
しっかり手を振って、水をきってから、 タオルでふく…などなど、しっかり指導してあげましょう。

本棚やロッカー整理整頓をする

子どもにとって、棚の中や本棚が整理されている状態は、
子ども自身が「自分できれいに片づけよう! 」と、意識することにもつながります。

乱雑に入れられた本棚が目の前にあれば、 乱雑に片づけてしまうのが子どもの心理。
逆に、きれいに絵本が並んでいたら、 子ども達は何も言わずとも、 きれいに並べて仕舞おうとします。

それは、子ども達の、個人ロッカーでも同じ。
友達のロッカーの中が、ちゃんときれいに整理されていたら、 その様子を見て、自分も綺麗に直そうとします。

最初のうちは、ロッカーの片づけ方の指導は大変です。
しかし、繰り返していくうちに、
1人、きれいに整頓できるようになり…
2人、整頓できるようになり…

それを見た子どもが、

こはる
「あ、友達がロッカーに綺麗に片づけてる…僕もやってみよう」
と、整理整頓できる子がどんどん増えて、伝染していきます。

最後には、保育者の手助けがなくとも、 子ども達自身の力で、誰の助けも借りず、 綺麗な環境に出来るのです。

整理整頓された環境は、一人の力ではありません。
1人で出来ない事でも、みんなの力で出来るようになります。

服の襟や、靴の履き方や脱ぎ方の手本になる

体操服の襟が立ちっぱなしだったり、 服の中に入ってしまっていたり…

脱ぎっぱなしで放りっぱなしだったり、
靴箱の靴が乱れていたり、かかとをつぶしたり…
靴や衣服を雑に扱ってませんか?

こういった細かい所から、 子ども達の心と言うものは表れていきます。

ちょっとした事かもしれませんが、 この小さなことの積み重ねが、 子ども達の情緒を安定させることに繋がります。

しっかりと整理された環境は、 子ども達の心の中も、すっきりします。
それが、子ども達が一番活動を楽しめる環境なのです。

ドアの開閉を足でしない笑

扉はちゃんと手であけましょう。
足で乱暴にあけたりしてはいけません。

特に、保育者がこれをやっちゃうことがあります笑
両手がふさがったり、荷物を運ぶ機会が多いですが、
子どもはその姿をしっかり見てますよ!

※余談ですが…私は一度、足で開けた所を子どもに見られ…
「あ~!先生、足で開けてた~~(ニヤニヤ)」と、ツッコまれました(泣)

その後子どもから主任の先生に「あつみ先生なあ~、足であけてたで!」と、
笑いながらチクられ…指導を受けました!笑(自業自得です!)

 

保育者の姿を見て子どもは育つ。

子ども達は、いろんな大人の姿を見て、 覚えて、真似しながら、様々なことを身に着け、覚えていきます。
子どもにとっては、日々接する保育者そのものが、環境の一つです。

どんな子どもになってほしいか…
どんな人間に育ってほしいか…
それを意識して、どこまで求めるかは、 保育者であるあなた自身の裁量に委ねられていますよ。

使い捨てが主流になる今の時代の中で、 なぜ物を大切にして丁寧に扱っていくのか?
その意味を、子ども達に伝えていく事が、 大切だと私は考えています。

是非、考えながら、意識しながら、保育をしてみてくださいね。

■関連リンク:

 

2月の人気記事・特集はこちら!

今の職場/保育園が「ブラックすぎる…」って人へ!

あつみ

あつみ先生が超絶ブラック大規模園→小規模園へ転職した話…気になる方はこの記事で読んでみてね!

あつみ先生のInstagramのご案内

このたび、インスタアカウントを作りました♪
子どもの工作や手作り知育玩具の情報を配信してますので、チェックしてみてくださいね!

\ 今すぐ押してフォロー! /

\おしらせ!/

【今月の期間限定イラスト!】

今月のカラーおたよりイラストはこちら!
ほしい人は下記の記事からダウンロードしてね!

いますぐアクセス

ダウンロードは
ここから!

いますぐアクセス

保育室、掃除

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次(タップで移動)