保育士1年目のスキルアップに必要な事
保育士の仕事って仕事内容を知らない人が、外面だけをみれば、子どもと遊んでいるだけで楽な仕事だと思われがち。
しかし、実際に行う仕事って肉体労働、書類、雑務など多岐にわたります。
特に、1年目ですと、その仕事量の多さと、 非常に多くのジャンルの仕事内容に、てんやわんやです。
忙しい毎日を過ごす中、スキルアップに必要な事は何でしょうか?
保育所で働く先生方は、新人、ベテラン問わず膨大な仕事をこなしています。
この記事では、保育士の仕事をしていくうえで、 スキルアップをしていくための基本や、 職員間でのコミュニケーションに必要な事を、記していきます。
こんばんは!
男性保育士のあつみです。
この記事では、保育士1年目・新人の先生に特に大切な心構えや意識を記録していきます。
保育士の仕事をあまり知らない人からは「保育士の仕事は、子どもと遊んでいるだけ」といったように思われがちです。
保育園の先生も、ちゃんと社会人であり、仕事であり、ビジネスなのです。
そこで求められるのは、社会人として、 スキルアップしていくための立ち振る舞いです。
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
この記事を書いた人
あつみ先生
保育士/幼稚園教諭/保育教諭|現役8年目|今年は0歳児担任|SNSフォロワー累計17000人↑|見てきた子ども達は250人↑|保育士ライター(MAMADAYS/ほいくらいふ等)|書籍出版「保育製作365日/100均知育365日」|30万PV保育士ブロガー|ピンタレスト月間250万PV|離乳食インストラクター4期卒セミナー講師|詳しいプロフィールはこちら
■保育士のスキルアップに大切な事、意識すべき項目
●遅刻、欠勤は職員の信頼関係をぶち壊すことになる
大切なのは、職員同士の信頼関係!
社会人として仕事に就いたら、責任ある行動をとる事は当然であり、大切なことですね。
保育園でも幼稚園でも、保育の現場では 様々な職員が協力し合って、園運営は成り立っています。
基本、遅刻や欠勤はしないのが原則です。
特に、人材不足の業界です。
職員配置の最低基準があるため、 その日に一人が休むだけで、保育士配置基準に満たないクラスが発生していまい…
空いた穴を埋めるために、当日の朝、急遽、人員の移動が必要になります。
配置変更をして、その日の保育を回していくことになりますね。
予定が狂って、本来進めたかった保育が出来ずに…
など、多大な迷惑をかけてしまう事があります。
それほど、保育の現場は、一人の責任が重大なのですね。
(一人欠けたくらいで、回らなくなる職員配置にしている施設も施設ですが…)
やむを得ない事情もあるでしょう。
でもそういう時は、すぐに連絡を入れましょう。
それは、自分が居ない状況で、保育を回す体制をとってもらうためです。
そして、次の日…出勤した時には、 必ず、お詫びとお礼を忘れないようにしてくださいね。
このちょっとした気遣いが、本当に大切なのです。
●保育士の仕事を覚えていくために、聞き上手になる
これは、特に1年目の保育士にとって、 スキルアップに一番大切なことです。
保育の事 子ども達の発達の事などで、疑問に感じたことがあったら、
学生時代のノートや教科書で、再確認するのも手です。
経験を積み、もう一度読めば…新しい発見や、 経験があるからこその気づきが、多くあります。
私も、今、保育に関する知識をまとめているうえで、
専門学校時代の教科書やノート、配布物などを、よく参照します。
すると、学生時代にはなんとなく読み流していた事も…よく理解できるのを感じます。
という余談はおいておいて笑
昔の知識を確認してなお、先輩の先生に聞きたいことがあれば、先輩に聞いてみましょう。
先輩や上司には、まずは、教えてもらうということを心掛け、丁寧に話を聞きます。
自分の意見は、様子を見ながら、述べるようにしましょう。
正直、反論したくなったりすると思います。
解せないこと、理不尽なこと、あると思います。
しかし、自分よりも保育経験の長い、先生の意見です。
まずは、話を聞いて、自分なりにかみ砕いてみましょう。
そして、参考にしましょう。
自分の持っている最新の保育知識と、合わせて、どんな保育がいいか、考えてみることが大切です。
ただ、先輩の意見がどうしても受け入れられない、違うと思う…
そういう事もあると思います。
というか、真剣に考えるほど、保育観の違い・意見の違いはでてきます。
そういう時は、聞いた話も、1つの意見としたうえで考えましょう。
違う意見がある事を客観的に受け止めることで「自分の考える保育・自分の思う保育・自分の理想の保育」がハッキリと明確に見えてきます。
それを軸に、保育をすすめていけばいいのです。
保育には、正解の答えなんて、マニュアル通りなんて、ないんですからね。
信頼できる先輩にも…
まったく信頼できない先輩でも…
いろんな方面から、話を聞くと、それだけ世界が広く見えますし、
自分の考えが、より、ハッキリとしてきます。
見習う所は見習って、反面教師にするところは、マネしなければいいだけです笑
それがスキルアップの近道になります。
●上司や先輩から印象の良い指示の受け方
経験の短い職員は、上司や先輩に、指示をたくさんもらいます。
アドバイスや指導も含め、素直にきく姿勢が、一番に求められます。
その際、分からない事や、不明な事があった時は、
そのままにしておいくと、長く困ってしまう事も…
分からないと思った時、困った時に、解決せず、そのままにしておくと、絶対に身につかないからです。
「~~したほうがいいでしょうか?」
と、積極的に聞きに行きにいったり、確認することが大事です。
正直なところ…人によっては、何度も確認をしてしまうと、 イライラされてしまう事もあるでしょう。
でも、わからないままのほうが、後になって、 余計に自分の首を絞めることになります!
その場で解決し、次からは一度の指示で、正確に仕事をこなせるようにしましょうね。
反論だってしたくなる時がありますが、ちゃんと、一度冷静になったりしてみましょう。
言われた通り動いてみて、 やってみてから意見を述べても、遅くない時もありますので。
基本姿勢は、素直に受け止め、行動!です。
●受け身でなく、自分から進んで仕事をする、仕事を探す
日ごろから、園内で、だれがどのように仕事をしているか、よく見てみましょう。
上司や先輩の動きに、目がとらわれがちですが、
同僚や、他職種の方、非常勤職員、パートの先生などで
それぞれ、違う役割を持ち、仕事をしているのです。
自分の立場を考えて…どんな仕事を引き受け、だれと協力していくか…
自分でよく考え、効率的な方法を教えてもらうだけでなく、 自分から実践してみましょうね。
誰も見てなくても、一生懸命しましょう!
あなたの勤務態度は、絶対に見られています!
新人ほど、臆することなく、出来る仕事をつかみ取っていきましょう。
ぼーっとしてると、先輩職員に仕事をとられちゃいます笑
主体的にスキルアップしていくために、 先手、先手で仕事を見つけていってください。
認められれば、新しい仕事を任せてもらえるようになります。
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