今月のPick UP記事

 

「ちいさいおうち」は岩波書店から発行された、
バージニア・リー・バートン原作の絵本です。
小学校の読書感想文にも最適な「ちいさいおうち」の、
あらすじと内容、読み聞かせ動画を紹介します。
この絵本がモチーフになった、中島京子の「小さいおうち」が映画になっています。

こんばんは!
男性保育士のあつみです。

世界的有名絵本読み聞かせ動画ちいさいおうち

この記事では、絵本「ちいさいおうち」を紹介します。

絵本のあらすじや、内容的には、じっくり読む絵本であり、
ワイワイした楽しさを求める絵本ではないですね。
美しく流れる四季の自然の移ろいと、
都市化による時代の変化が、きれいな絵で表現されます。

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文章は長く、子どもには難しいかもしれませんが、
ただ絵を眺めているだけでも、
いろいろと感じるものがあるはずです。

むしろ、じっくりと絵を楽しんでほしい、そんな絵本です。
ひとりでじっくり読むのに適しているので、
文字を読めるようになった、小学生の読書感想文にも、
よく読まれている絵本です。

深いテーマの絵本なので、
子どもの様子と、読み聞かせをする状況を選ぶ絵本です。

 

 

●「ちいさいおうち」絵本読み聞かせ動画

 

●絵本データ

  • タイトル:
    ちいさいおうち
  • 作者:
    作・文:バージニア・リー・バートン
    訳:いしいももこ
  • 発行:
    1965年12月10日
    岩波書店
  • 対象年齢(主観です笑):
    年長以上~
  • ページ数:
    40ページ
  • 読み聞かせにかかる時間:
    15分

 

●「ちいさいおうち」メディア展開

絵本がモチーフとなった、中島京子の小説。

 

小説を映画化したものがこちら。

 

●「ちいさいおうち」のあらすじ

とても愛されて出来た、ちいさいおうち。

むかしむかし、ずっと田舎の静かなところに、
ちいさいおうちがありました。

そのおうちは、とってもきれいなおうち。
丈夫に作られていて、作った人に、とても愛されていました。
長い間、ずっと立派に立っている事を、願われて。

ちいさいおうちは、幸せでした。
丘の上から、周りの景色を見渡し、過ごしていました。

朝になれば、登るおひさまをみて、
毎日の、少しずつの変化を、楽しみます。

夜になれば、ちいさいおうちは、お月様を眺めて、
毎日変わる、月の形を楽しみました。

ずっと遠くに光る、街の光を見て、どんなところか、考えたりもしました。

移ろう四季を眺めながら。

ちいさいお家が、あたりを眺めて暮らしていくうちに、
四季の自然は移ろいます。

春が来ると、日が長くなります。
野原の緑も多い茂り、つぼみが膨らみ、りんごの花が、一斉に咲きました。
暖かい日差しの中、子ども達が遊んでいる様子も見えます。

夏になると、さらに日が長くなり、暑くなります。
緑は一層多い茂り、丘の上は雛菊の花で真っ白になります。
りんごも、どんどん赤くなってきて、子ども達は池で遊んでいました。

秋が来ると、夏休みがおわり、子ども達は学校に行きます。
少しずつ、日が短くなりはじめ、夜はだんだん寒くなってきます。
木の葉の色も、黄色や赤に染まってきます。
畑の収穫がすむと、りんごつみが始まるのです。
その様子も、ちいさなおうちはずっと見ていました。

冬が来ると、とても寒く、夜が長くなります。
周りの景色は、雪で真っ白になり、
子ども達は、そりにのったり、スケートをしたり、冬の遊びを楽しみます。
それは、毎年、毎年繰り返されます。
りんごの木も古くなると、新しい木に植え替えられました。
子ども達は、大きくなると、街に出て行きました。

時代は流れ、街の開発が進む。

ところが、ある日の事です。
自動車が走っている様子を見てびっくり。
時代は進み、文明の力は発展していきます。

やがて、ちいさなおうちのあった、
丘の上にも、たくさんの工事の機械が、入ってきます。
ちいさなおうちのまわりには、
広い道路が出来上がり…
大きな建物が建てられ…
やがて、たくさんの家も出来てきました。

ちいさないえのまわりは、
大きな建物に囲まれ、もう周りの景色は、見えません。
街になってしまったのです。
大好きだったリンゴの木も、もうありません。

やがて、駅が出来て、
人の流れも多くなります。
毎日人々はとても忙しそうに行きかいます。

空気は汚れきってしまい、電車や乗り物が通るたびに、
ちいさいおうちは、がたがたと揺れました。
もはや、四季など、季節など、わかりません。
一年中、同じように感じました。

もうだれも、ちいさいおうちを気にする人も、
見ている人もいません。
ボロボロになって、掃除もされず、汚いままでした。

ちいさいおうちの引っ越し

ところがある日…
むかしちいさいおうちにすんでいた人の、
まごの、そのまたまごが、
ちいさいおうちの存在に気づきます。

すっかり気に入ってしまったその人たちは、
ちいさいおうちの引っ越しを計画します。

ちいさいおうちは運ばれ、
また、田舎の小さな丘の上に、移されました。

窓も、扉も修理されて、
昔みたいにピカピカのきれいなおうちになりました。

また、丘の上から、おひさまや、お月様や、
移ろう四季と、子ども達の様子を、見ていく事が、できるのです。

 

●ちいさいおうちの読み聞かせ重要ポイント


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とても長い絵本です。
読むスピードにもよりますが、
10分以上はかかるため、軽い活動に匹敵しますね笑

まともに読んでいると、全員の子ども達の集中力は持ちません。
丁寧に読んであげて、伝えていきたい絵本なので、
読み聞かせではなかなか使いどころが難しいですね。

しかし、この絵本の伝えている内容は、
是非子ども達にも感じて、考えてほしいですよね。
保育室の本棚に、一冊あってもいい絵本だと思います。

日本語に訳される前は、1942年に出版されています。
古くから続くベストセラーの世界的名作の絵本であり、
ちゃんとそうである理由があります。

現在の街の開発、都市化が進んで、
便利になる反面、美しい自然や景色、四季が失われていく、
と言う事は、是非子ども達に伝えていきたい事であるので、
この絵本はそれに適していますね。

読み聞かせが終わったら、子ども達に聞いてみましょう。

  • 便利な街の中のほうがいい?
  • それとも、自然の綺麗なの丘の上のほうがいい?

どっちが正しいか悪いかなんて、ありません。
ただ、子ども達がちょっと感がるきっかけになれば、いいのです。
都市化の弊害として、緑が失われていく事。
便利になる代償が、環境破壊であること。

そういう点で、小学生の読書感想文に適した絵本とも言えます。
低学年ですと、自分でじっくりと読むことが出来ますからね。

皆で読んで、盛り上がって楽しい…という内容の絵本ではないので、
小学生以下の子ども達の楽しみ方としては、
読み聞かせよりも、変化に富んだページをめくりながら、
変わっていく街の変化を、挿絵で楽しんでいく、という感じでしょう。

美しい絵柄ですので、パラパラをページをめくり、
絵を感じていく事で、子ども達の中に、想像が膨らんでいくでしょう。

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