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うつぶせ寝で寝る赤ちゃんは、多いです!
午睡点検の時には、15分おきに子ども達をころころひっくり返す仕事が…笑
いつからならOKとかいうものはなく、
基本的に、渡しの勤めている園の方針として、うつぶせ寝はNGになっています。
また、他の園でも、基本はうつぶせ寝は禁止になっている所がほとんどです。

こんばんは!
男性保育士のあつみです!

あかちゃんのうつぶせ寝いつからなら

うつぶせ寝には、メリットもデメリットもあります。

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うつぶせ寝と聞くと、絶対にNGと言われている世の中ですが、
保育者として、子どもと関わる大人として、
何がダメなのか、理由や原因をしっかり把握しておくことが大事です。

■赤ちゃんのうつぶせ寝とは

うつぶせ寝はダメ!突然死の原因!というのは有名ですが、
なぜうつぶせ寝はダメなのか?
いつからならうつぶせ寝でもいいのか?
そんな事いっても、うちの子はいつもうつぶせ寝してるけど大丈夫?
という人も多いです。

この記事では、うつぶせ寝について、記録していきます。

 

【事例】うつぶせ寝による死亡事故:福島県(女児1歳)

平成22年1月に、福島県郡山市の保育所で、
午睡中に女の子が死亡した事例がありますね。

うつぶせ寝による窒息が原因で死亡したとして、
両親が施設や当時の園長に損害賠償を求め、裁判がありました。

平成27年3月の一審で、福島地方裁判所郡山市では、
施設の過失として、5700万円の支払いを命じていました。
これについて、当時の園長や担当保育士は、裁判の判決が不服だとして控訴していたんですね。

そして平成27年12月9日。
これに対して、仙台高等裁判所の裁判長は、
状況を検討すると、うつぶせ寝原因で窒息したのが原因と判断するのが相当とし、
当時の園の体制として、指導や注意する事を怠ったのが原因として、重大な過失であると判断されました。

 

●悪い所ばかりではない、うつぶせ寝のメリット

うつぶせ寝って、子どもにとっては楽な姿勢かもしれないですね。
うちの園では、15分おきに午睡点検がありますけれど、
何度仰向けにしても、いつのまにか絶対うつ伏せに戻ろうとする子がいます笑
いつからなら、うつぶせ寝をしていいとかいう基準は、
基本的にどの保育園にもないです。
どこもNGですので、毎日、ころころひっくり返してます笑

午睡点検とは:
呼吸の有無、うつぶせ寝はさせないなどの確認を、
10分~15分毎に、人の目で確実に、確認していきます。
また、確認した保育士の名前もしっかり記入していき、
厳重に子ども達の状況を確認しています。

呼吸がしやすく、眠りの質が良くなります。

うつぶせ寝は、気道が確保され、呼吸がしやすいため、よく眠れます。
そのため、いびきもなくなります。

鼻が詰まって、息がしずらく寝づらい子ども達は、
自然とうつぶせの体勢になる事が多いです。

泣くことが減る

また、泣くことも少なくなります。赤ちゃんが安心できる体勢なのです。
幼児になっても、膝を抱えるようにうつぶせになって寝る子は多いです。

頭の形が変形しにくい

赤ちゃんは同じ姿勢で眠り続ける事で、
頭の形が変形してしまいます。

赤ちゃんは無意識で、寝返りを打つことが出来ない子もいるので、
そういった場合、ずっと同じ姿勢で眠る事になります。

うつぶせ寝だと、あまり頭に体重や力が掛からないため、
形が変形しにくいです。
ひとつの方向ばかりに力をかけるんじゃなくて、
頭のの方向、たまには変えてあげましょう。

 

●うつぶせ寝による死亡の原因は窒息

午睡中の死亡は主に窒息が原因のものが多いです。
これはどういうことか言うと、眠っている最中に、何らかの原因で、
呼吸をする器官が防がれてしまう事です。
具体的には、うつぶせ寝の状態から布団に顔面を当ててしまい、
鼻も口も塞がれた…とか、
隣の子どもが動いた際、いつからか顔に布団やシーツが掛かり、
呼吸が出来なくなった…など、主に直接塞がれるような原因がほとんどです。

 

●窒息対策は?

そもそも、うつぶせ寝そのものが悪いというわけではないのです。
前述のとおり、うつぶせ寝が好きで安心できる赤ちゃんは大量います。
問題は、呼吸の妨げになる要因が、あるかないかです。
うつぶせ寝は、そういった要因が増えやすい、ということなのです。

 

 

●なぜ乳児に多いのか?

寝返りが出来ない

自分で体勢を変えられるようになってるのか、そうでないかが、
キーポイントになってきます。
具体的には、寝返りが出来るかどうか と言う事です。

寝返りと言うのは、寝づらい体勢の時に、
”無意識”に体勢を変えることです。

寝返りが出来ることで、例えば、
息が苦しくなった…と感じれば、寝てても無意識に、
ゴロンって回る事が出来るのですね。

でも、生まれてすぐの赤ちゃんならどうでしょうか?
自分で寝返りを打つことが出来ません。

まだ発展途上の子どもの体です。
まだ満足に体を動かせない時には、特に注意が必要ですね。

食べた物を吐く

ミルクなど、寝ている間に吐き出してしまう事もあります。
これも、窒息の要因となりえます。

 

咳、布団のかぶりすぎ

 

呼吸がしやすいような体勢にしてあげることです。
身体を横向きにしてあげると、仰向けよりも呼吸が楽になります。

 

 

●窒息する要因を極限まで減らすチェックポイント

そもそも赤ちゃんの過ごす部屋がゴチャゴチャしていては、
いい環境とは言えませんね。

  • シーツやタオルが、落ちてこないか?
  • ポリ袋や風船、玩具なども要因のひとつです。
  • その他、口をふさぐような要因はないか?
  • ふかふかの寝具は使わない

    などなど、確認してくださいね。

     

    ●何度仰向けにしても、うつ伏せに戻ってしまう…

    うちの園では、呼吸が苦しかったり、咳をしている子が、
    なんどもうつぶせに戻ってしまう場合、体勢を横にしてあげます。

    仰向けよりも、呼吸がしやすいからです。
    少しでも楽な姿勢にしてあげるという感じですね。

     

     

    ●うつぶせ寝はいつからしていいの?

    前述した通り、寝返りがちゃんと出来るようになっているかいないかが、目安の一つでもあります。
    いつからいいとか、いつからダメとかは、
    その子の発達にもよりますし、誰にも決めることは出来ません。

    ●午睡中に気を付けること一覧

  • 呼吸をしているか?
  • うつぶせ寝は仰向けに変える。
  • 食べた物を吐き出していないか?
  • 咳などで呼吸がつらそうなら体を横向けに
  • 発汗など、体に異常はないか?

    いつからならうつぶせ寝をしても大丈夫なのか?
    それは子どもの発達だけの問題でなく、
    周りの物的な環境も、とても大切ですね。


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    ■乳幼児突然死症候群(SIDS)について

    うつぶせ寝が好きな赤ちゃんは非常に多いです。
    うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群(SIDS)に繋がる危険性が高いため、保育園や児童福祉施設では厳禁とされていますが、他にも原因はあるのです。

     

    乳幼児突然死症候群

    この記事では、乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因や要因について、記録していきます。

    ●うつぶせ寝とSIDSの関係性について

    いつからか、SIDS(乳幼児突然死症候群)と、うつぶせ寝が混同されますが、
    うつぶせ寝=SIDS=窒息死ではありません。

    別に仰向け寝でも、突然死は発生していますし、
    突然死の原因が窒息であるかと言う事も不明な事例もあるため、
    SDISのの原因は解明されていません。
    ただ、うつぶせ寝にしていたら、発生率が高いという統計があるのですね。
    うつぶせ寝そのものが、直接的な原因にはならないのです。
    しかし、こういった統計データがある以上、
    リスクは極限まで避けなければなりません。

    問題は、呼吸の妨げになる要因があるかないかです。

     

    SIDSは、特に乳児、赤ちゃんに対して、原因不明で起こるものです。
    乳児担当の先生は、特に細心の注意を払って、保育をしていく必要がありますね。

     

    ●乳幼児突然死症候群の原因

    不明ですが。統計的なデータがとられてます。

  • うつ伏せ寝
  • 寒い時期(冬)
  • 時間帯は午前中
  • 喫煙者が周りにいる
  • 人工栄養児
  • 男児
  • 早産児
  • 低出生体重児

    とされています。
    ただ、統計データであるだけで、
    根本的、直接的に、乳幼児突然死症候群の原因に、
    繋がるのかは解明されていません。

     

    ●突然死症候群の対応、対策は?

    普段の生活の中で、気を付けていくことで、SIDS発症のリスクを減らしていきましょう。

  • ①うつぶせ寝はさせない【一番重要!】
    うつぶせ寝のほうが、発症率が大幅に高いです!
    乳児は特に徹底します。
    ちなみに、うつぶせ寝にしていなかったら、保育士の責任になります。

     

  • ②たばこは厳禁。
    タバコは、SIDS発生の危険因子のひとつです。
    両親が喫煙している場合、発生率は5倍近くになっているデータがあります。

     

  • ③なるべく母乳で育てる
    母乳栄養児は、人工栄養児と比べ、発症率が低い。

     

  • ④暖め過ぎは逆効果
    布団をかけすぎたり、厚着にすることは、避けましょう。
    過剰にやりすぎると、自分で体温調整ができなくなります。
    これにより、中枢神経に悪い影響があるかもしれません。

     

  • ⑤午睡中も目を離さず、変化をキャッチ
    常に、誰かの目が届く状況、保育者が居る状況にしなければいけません。
    当然ですね。
    また、何かおかしなところはないか?
    常に気を配り、疑問がわいたら、絶対に無視しないで対応しましょう。

     

  • ⑥環境にも細心の注意を!
    窒息の原因となるものは、徹底的に排除しましょう。
    子どもにとっては、いろんなものが危険要因だったりします。

     

    正直、統計のデータであって、裏付けされたものではありません。
    でも、データがある以上、ある程度の信憑性はありますので、リスクは徹底的に減らしていきましょう。

    それが、現場の保育者の務めです

    ●乳幼児突然死症候群(SIDS)の定義:

    乳幼児突然死症候群の定義は、読んで字の如く、

    眠っている間に突然、死亡してしまう

    ということです。

    それまでは、元気に遊んでいたりしたのに、
    眠っているとき、窒息でもなく、事故もなく死んでしまう。

    その原因不明とされています。

     

    ●発症頻度はどのくらい?

    統計上、6000人~7000人のうち、一人発症しています。
    約0.014%。

    2016年現在、少しずつ減ってきていますが、
    平成23年では、全国で148人がこの病気で死んでいます。

     

    ●よく発生する年齢や月齢

    幼いほど発症しやすく、
    生後2か月~6か月の間に集中して起こっています。

    0歳児クラスの前期の子ども達を見ている先生は、
    特に注意が必要で、敏感にならなければなりません。

     

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