この記事では、年間指導計画や、
年間カリキュラムといった、一年の指導計画を作る際のポイントについて、
記録していきます。

こんばんは!
男性保育士のあつみです!

年間指導計画ポイント

担任になると、避けては通れない年間指導計画の作成。
私も、一年目で4歳児の担任に配置され、
最初はどうすればいいのかサッパリわけわかめでした。

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この記事では、私が一番最初に年間指導計画を作るにあたり、
行った事や意識したことを振り返りつつ、
年間指導計画を立てる時のポイントを記録していきますね。

 

 

効率よく、また充実させて書いていく方法を紹介します。

■初めての担任でも年間指導計画を書ける方法

私の場合、過去の園の指導計画をテンプレートに作成していました笑

主任の先生に、過去の年間指導計画を見せてもらって、それをベースにします。
そこから、今現在の、自分が知りうる子ども達の状況や、
園の状況を考慮し、要所要所の文面を変更したり、自分の目指している保育や、
こうしてあげたい!という子ども達の姿や目標を書き加えていくようにしました。
これで、ある程度の年間指導計画の形には整います。

ここまでして、主任などに添削をしてもらう事で、
ブラッシュアップしていきます。

白紙をもって主任に聞きに行くよりも、
取りあえず、今の自分で書ける部分だけはしっかり書いて、
あとは前年度のカリキュラムを真似して書くだけでも、頭に入ってきますし、
赤ペンで訂正された部分だけ書き換えればいいので、ずっと楽ですよ。

 

●初めて年間計画を立てる時につまづいたこと

私が初めて子ども達の担任として、4歳児を受け持った時…
初めに、年間指導計画書の作成の仕事がありました。

年間指導計画とは、その名の通り、
1年を通して、子ども達の姿と、展開していく保育を予測し、
計画を立てていくものです。

しかし、実際問題、新人の保育士が、何を目標に、
子ども達の姿を見て考える…なんて、とても難しいことですよね。

実際、自分の受け持つ子ども達の、これまでの姿を見てきたわけでもないですし、
保育士として、先生として、子ども達と関わる事すら、初めてなわけですから。

 

 

●子ども達の情報の集め方

まずは、少しでもいいので自分の知りうる情報がないと、
年間指導計画がかけませんよね。
そこで、子ども達の姿を知るために、
私がとった方法のいくつかを上げていきます。

児童票

私の場合は、まず最初に与えられた、児童票
これは、個人情報が載っているものです。

家族構成、保護者の就労状況、家庭や保育園での特徴など、
濃い情報がギッシリ詰まっています。
そこから、子ども達がどんな状況かを、考えます。

 

受け持つ子ども達を担任していた話を聞く

私の場合、4歳児を担任していますので、
受け持つ子ども達の3歳の時の様子を、その時の担任に聞きました。

話を聞く姿勢はどうだったか?、どんな遊びが好きなのか、
子ども達の生の情報を聞くことが出来るので、とても参考になります。
また、気を付けて対応しなければいけない保護者の情報など…
かなり参考になります笑

 

前年度の担任の先生に話を聞く

私の場合、4歳児の担任ですので、
その前に、4歳児を受け持っていた先生に話を聞きました。

ここで得られる情報は、主に保育の進め方や、カリキュラムです!
どんな進め方をすればいい?どう指導すればいい?
そう迷った時は、その学年を受け持った経験者先生に聞くのが、一番!

この時期は、こんな生活の目標を立てていた、
こんなリズムをやった、描画や製作をしたなど、
その時の反応はこうだったから、こうすればいいよ、など、
4歳児保育の具体的な進め方を、事細かに知ることが出来て、
年間指導計画の作成の役に立ちました。

 

 

●年間指導計画とは?

保育課程に基づき、具体的な指導計画が立案されます。

子どもの実態を把握し、子どもに即応した具体的なものである必要があります。
なので、何歳児だからコレ、と、一律に決まっているものではありません。

具体的には、園によって、やってる事、考え方、方針も違いますし、
待機児童問題など地域の実情もあります。
さらにそこに、家庭の状況が加わってくるのです。

年間指導計画のルール

  • 目の前にいる子どもを対象として、担任の保育者が作成する。
  • それぞれの子どもがどんな育ち方をしてきたか、保育を受けた年数、
    家族構成、心身の発達や発育、既往症、生活習慣の自立がどこまで進んでいるか?
    を把握した上で作成する。
  • クラスの人数の状況、男女比、一人っ子なのか、兄弟がいるか?
    などを把握したうえで作成する。
  • 保育施設の設備や規模、保育室の状況や環境を考えたうえで、作成する。
  • 保育者の能力や技能、加配や副担、フリーの先生が居るかを考え作成する。
  • 活動や遊びについて、どんな展開をするか、どう進めるかや、留意事項などを、
    明確に示して作成していく。
  • その他、注意すべき点、意識すべき点を総合的に把握して、
    考えた上で、年間指導計画を作成する。

 

 

●年間指導計画で知っておくべきポイント

私が指導計画を作るにあたり、考えた一例を、紹介します。

ポイント1:子ども、家庭の状況

  • 母子家庭かどうか?
  • 一人っ子で大切に育てられているか?
  • 兄弟の中でたくましく育っているか?
  • 保護者の就労環境は?生活保護なのか?
  • 長時間保育なのか?短時間保育なのか?
  • 親の愛情を受けられているか?
  • 保護者に病気はないか?それによってどんな子育てがなされているか?

 

ポイント2:園の方針ややり方、園の状況

園独自の保育課程を参考に考えましょう

  • カリキュラムがしっかり組まれた園なのか?
  • のびのびした自由保育を大切にする園なのか?
  • 厳しく指導するのか?
  • 暖かく見守るのか?
  • 園内で完結する活動が多いのか?
  • 散歩をたくさんしているのか?
  • 教育を大切にするのか?
  • 自然とのかかわりを大切にするのか?

 

ポイント3:地域の状況

  • 待機児童の状況はどうなのか?
  • 地域の治安は?交通は安全なのか?
  • 田舎なのか、街中なのか?

上記は、私が計画を立てる時に考えた一例でしかありません。
基本は園の保育課程をもとにしてください。
がっちりカリキュラムの組まれた指導的な園で、
自由保育を大切にする指導計画を立てても、ダメですしね。

まず園の方針や考え方に沿って考えて、
そこに現状の子どもの様子などをあてはめて作っていきました。

 

 

●年間指導計画で書く内容について

年間指導計画では、目標と、ねらいと、配慮を書いていきます。

あつみ先生

ねらいや目標とは、生活の中で、育ちの見通しを持ち、
子ども達が意欲的に、自発的に環境に関わり、
楽しい活動が出来るように設定していくものです。

そのねらいを達成するには、どんな環境がいいかや、
どんな配慮、援助をしていけるかを示したものが、
年間指導計画なのです。

 

保育所保育指針4章 1-(2)
長期的な計画では、生活や発達を見通し、
生活の連続性、季節の変化などを考慮し、
生活する姿や発想を大切にした環境を構成して、
子どもが主体的に活動できるようにする

年間指導計画についての書式は、園によって違いますが、
1年を数カ月おきや、季節ごとに区切って考えている園がほとんどです。

私の勤めて居る園では、1学期、2学期、3学期と区切りがあります。

その中で、進級時までに達成したい年間目標を考えて、
学期ごとの目標、子どもの目指したい姿などを考えていきました。

 

年間目標

一年を通して子ども達の目指したい姿を書きます。

  • 身につけたい生活習慣の自立
  • 友達との関わり方
  • 身体の発達
  • いろんな表現
  • 自然との関わり方

などなどです。
目標を設定することでそのために出来る援助や配慮が見えてきます。

 

ねらい

目標を達成するために、
どんなことをしていけばいいのか、保育者の行いなどや、
子ども達にこんな風になってほしいなどを書きます。

目標とねらいは似ているようですが、
ねらいのほうがより内面的で具体的ですね。

年間指導計画の書式として、よくあるのは
年間目標が主題として大きくあり、
その年を区切った期(1学期、2学期、3学期など)ごとのねらいの欄がある、
というった形式が多いです。

 

内容

内容とは、より具体的で細分化されたものです。
ねらいを達成するために、何を行えばいいのか?
活動に対して、どんな配慮や支援をしていくかなど、
日々意識していく事を、書いていきます。

 

 

●裏技 年齢別指導書を参考にする

年間カリキュラムの例文などは、
年齢別の指導書にたくさん掲載されています。

具体的な書き方や、
どんな文面で書けばいいのかは、
実際の指導計画をたくさん見ていく事で、

「ああ~、こんなふうにかけばいいんだ」

って、理解できてきます。
そして、その年齢の子ども達全体の姿というものは、
園の方針やカリキュラムに関係なく、基本的には同じものです。

それぞれ、年齢別の指導書や、資料などがたくさんでています。

また、月刊の保育専門誌の年度末、年始号などにも、
年間カリキュラムの書き方が掲載されている事があります。

月案だけでなく、年間指導計画の例も掲載されています。

必要に応じて、市販の参考書や指導書は、
ガンガン活用していくといいですね。
遊びのネタ特化の本などもあります。

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