今月のPick UP記事

 

赤ちゃんの離乳食は、なぜ必要なのか?
また、離乳食にはには、どんな役割があるのか?
どうやって進めればいいのか?

 

こんばんは!
男性保育士のあつみです。
民間保育園に勤めています!

離乳食の役割と必要性

4歳児の担任をしていますが、
フォローに入るときや、土曜保育では、
乳児の保育を行う事もしばしば。

幼児担任であれども、乳児に対する知識は必要です。

特に気を付けているのが、給食時。
離乳食の種類やアレルギーなど、配慮することがとても多いです。

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この記事では、赤ちゃんのにとって大切な離乳食についての、
基本的な知識を書いてきます。

具体的な時期別の進め方やレシピは、別記事にて詳細を記録します。
(記事が出来次第リンクします)

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■離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月)の進め方や気を付けるポイント

 

 

●離乳って何?

離乳と言うのは、母親のおっぱいや、育児用ミルクから、
幼児食(普通の食事)に移行する事を言います。

赤ちゃんの摂食機能は、おっぱいやミルクを吸う事から始まります。

そこから訓練をすることによって、
食べ物を咀嚼(そしゃく:噛むこと)して、飲み込む事が出来るようになります。

また、この練習期間のことを、離乳期と呼びます。
そして、この時期与えらえる食事のことを、離乳食と言うのです。

 

 

●離乳食の役割

基本的に、生後しばらくの間(4~5カ月頃)は、
母乳やミルクを食事の主体として、発育していきます。

というか、この時期の赤ちゃんは、母乳やミルクしか飲めませんね。
母乳やミルクが、赤ちゃんにとっての、立派な食事なのです。

しかし、これ以降の時期(5~6か月)に差し掛かると、
母乳やミルクだけでは、正常な発育が出来なくなるので、
ここで離乳の必要性が生まれてきます。

いつまでも母乳やミルクだけ…で育つことは、出来ないのです。

 

・必要栄養量の増加

赤ちゃんが成長するにつれ、発育に必要な栄養が、どんどん増えてきます。

生まれてすぐの赤ちゃんは、母乳やミルクからの栄養で、
十分育っていくのですが、母乳だけで、必要な栄養量を取ろうとすると、
水分の割合が多いミルクや母乳では、大量に飲む必要も出てきますね。

そうなると、多量の水分が、赤ちゃんの胃腸にも負担になります。

 

・胎児の頃に蓄えた栄養が無くなってくる

赤ちゃんは、母親のお腹の中で、鉄などの栄養を貰いながら、
また蓄えながら、生まれてきます。
この栄養素が少なくなってくるため、母乳以外で栄養を取らなくてはならないのです。

 

・母乳が出なくなってくる

だんだんと母体から、母乳の分泌量が少なくなってくるので、
離乳せざるをえなくなります。

 

・舌の扱いが上手になってくる

赤ちゃんは、生後5か月くらいから、ペースト状にした食べ物を、
嚥下(えんげ:飲み込む事)出来るようになります。

また、6~7カ月頃になると、乳歯が生えてくるのです。
ここから、咀嚼(そしゃく:噛むこと)機能は発達してきます。

唾液も出てきて、消化機能がだんだんと上がってきます。

 

・様々な食べ物を食べられるようになる

食べ物のにおいや味、色や見た目などから、赤ちゃんは様々な刺激を受けています。

この頃に、たくさんの食材に親しんでおくことが、今後の食生活に、大きな影響を及ぼします。

好き嫌いがないように、いろんな食材を、よりよい食事を、与えてあげたいものです。

 

 

●離乳食のポイントと注意点

 

・消化しやすい

基本的に、消化しやすい食材を選びます。
離乳食の進行のペースは、個人差があるため、最初は、一つの食材を、1さじだけ与えます。

そこから、量を増やしていき、慣れてきたら、種類を増やします。
離乳食の種類が増えることで、いろんな食材が使われるので、
歯茎の発達や、消化器官を刺激して、食べ物を消化する力がついていきます。

 

 

・栄養バランス

赤ちゃんは、母乳が万能栄養源です。
しかしそれは、最初の話。
だんだん発育するにつれ、それ以外の栄養が必要になります。

少しずつ離乳食の種類を増やして、必要なそれぞれ栄養を取れるように、
いろんな食材に置き換えて行きましょう。

 

 

・薄味である

これは、食材本来の風味を知るためです。
味覚の発達を促していくために、離乳食は薄味になっています。

塩や醤油、砂糖などが離乳食に使われますが、ほどほどにってことです。
特に香辛料などはNG。

赤ちゃんに味の濃いものばかりを与えると、味覚障害になる可能性があります。
というか、大人でもなります。

 

 

 

 

●衛生的である事が原則!

離乳食の特徴として、赤ちゃんが食べやすいように、
栄養素が豊富で、味が薄くて、水分がとても多いです。
また、とても調理に手間がかかります。
料理時間が長く、料理してる人の手が触れてしまう確率も、
高くなるんですね。

そして、離乳食の特徴故、とても細菌感染しやすいんです。
このため、離乳食を作ったり、触ったりする前に、
必ず清潔にしておく必要があります。

 

・手洗いや髪の毛に気を付ける

手はしっかり洗う必要があります。指の間や爪など、忘れずに。
また、髪の毛が落ちないようにしたり、
離乳食の調理中に頭を触らないようにする事は、当然です。

また、手にキズなどあれば、そこは雑菌の温床です。
指サックなどで、ガードしてから離乳食の調理をしましょう。

 

・食材は新鮮なものを

食材は、新しいものを使うのが当然です。
また、甘味料、添加物のないものを選びます

 

・調理器具や容器の消毒を!

食器は、煮沸消毒がオススメです。
食器や器具に限らず、小物なども、
洗剤で磨いた後、鍋などに放り込んで沸騰させてください。

また、消毒が終わったら、しっかり水気を、
清潔なふきん等で拭いて、乾燥させましょう。

 

・哺乳瓶の乳首(ニプル)は素手で触らない

これは、赤ちゃんが直接口に触れる所ですね。
特に気を遣う部分です。

 

・濡れたままのふきんは雑菌が増えやすい

ふきんも、使った後は消毒すると万全ですね。
また、濡れたまま長時間放置されると、雑菌が増えやすいので、
乾きやすいものを用意するのがお勧めです。

 

・離乳食の食べ残しは捨てる

作るのに非常に手間がかかり、もったいないですが、
それで病気になるほうが赤ちゃんがかわいそうですよね。

 

 

●母子ともに、無理のないペースで!

赤ちゃんの発育には、個人差があります。
進むスピードも違えば、食べられるもの、量だってそれぞれ違います。
同じような進め方にはなりません。

初めて赤ちゃんを持った親にとっても、離乳食は初めてですよね。

分からない事、不安な事など多いはずです。

私たち保育士や、様々な子育て支援のサービスで目指すのは、
母親が、自分のかかわりに自信を持って、
子育てをしていく事です。

どんどん、支援を利用して下さいね!
子育て経験者の話は、不安を解消してくれるはずです。

また、食べる力をつけていくためには、強制するのはいいことがありません。

生活のリズムを身に着けたり、
食事が楽しい!と思えるようにしてあげたいものです。

 

 

 

●食べるのが楽しいと思える事

赤ちゃんにとっての離乳食は、
母親とのコミュニケーションの場でもあります。

お世話してくれる、信頼感を作っていくいい機会でもあります。

ここで嬉しい思い、楽しい思いをすることで、
食べるのが楽しいと想えれば、グッドですね。

赤ちゃんのこういう気持ちが、離乳を早めることになります。

逆に、食事が無理矢理強制させられて、
嫌な思いをしてしまうと…

食事が楽しくないと、思いこんじゃいますからね。

 

 

●自分自身の健康を見つめなおす機会

赤ちゃんの離乳食を考えるという事は、
赤ちゃんが健康に発育していくために、
いろんな事を考え、工夫していく事になりますね。

栄養素に気を使ったり、手間のかかる調理をしたり…
その中で、自分の健康についても、考える機会が出てきます。

 

 

●離乳開始のタイミング

赤ちゃんの離乳を始めるタイミングとしては

  • 首が座っている
  • 支えれば座れる
  • 食べ物に興味を示す
  • 口にスプーンなどを入れても、押し返されない

がサインになります。
日々赤ちゃんに関わり、触れ、
サインを逃さないようにしましょう!

 

 

●生後5~6か月頃 離乳食初期(ゴックン期)

生後5~6か月頃 離乳食初期(ゴックン期)の詳細記事

この時期の赤ちゃんは、舌を前後に動かして、少しずつ移動させて飲み込みます。

基本的にこの時期は、主食は母乳です。
母乳やミルクは、子どもが欲しがるだけ、与えましょう。

母乳 + 一日一回の離乳食 といった感じになります。

この時期の目的は、飲み込むという動作になれる事です。

離乳食が始まり、1カ月立ったら、一日2回の離乳食にしましょう。

 

●生後7~8カ月頃 離乳食中期(モグモグ期)

→生後7~8カ月頃(モグモグ期)の詳細記事

この時期の赤ちゃんは、前歯が生え始める頃です。
ここでは、飲み込む動作に加えて、
下あごが発達してきて、舌が上下に動くようになってきます。

ここで目指すのは、舌と上あごの力を使い、食べ物をすりつぶす事。
固さは豆腐程度が目安です。

また、促すことで、すするという動作も出来るようになります。

主食はまだまだ、母乳やミルクです。

 

●生後9~11か月頃 離乳食後期(カミカミ期)

→生後9~11か月頃(カミカミ期)の詳細記事

赤ちゃんのこの時期は、複雑に口を動かせるようになってきます。
舌と頬、唇を使うことで、
歯茎を使ってすりつぶす動きが発達してきます。

このころから、離乳食の回数を1日3回にします。
食欲も出てくるので、離乳食の量を増やしてあげましょう。
また、離乳食の後のミルクも忘れずに。

手づかみでものを食べようとする様子が見られるようになります。

 

 

●生後12~18カ月頃 離乳食完了期(パクパク期)

→生後12~18カ月頃(パクパク期)の詳細記事

咀嚼(そしゃく:噛むこと)機能が発達していきます。
まずは、手づかみで食べることを目指します。
スプーンなどを使うのは、手づかみが出来てからです。

焦ってスプーンなどを最初から持たせようとしても、発達に合っていません。

活発に、自分で食べる動きがみられるこの時期に、
手づかみで食べることを十分にさせてあげてください。
これが、スプーンを使う基礎になります。

”食べる”という機能ができるまでの、大切な期間になります。

 

 

 

●離乳の完了とは?

離乳が完了したというのは、
固形の食べ物をかみつぶすことが出来て、
必要な栄養と、母乳以外で採れるようになった事を言います。

平均的に、離乳完了は、12カ月~18カ月の間です。

また、咀嚼(そしゃく:噛むこと)の機能は、3歳頃までに得られます。

ただ、離乳が完了したからと言って、
母乳やミルクを飲んではダメということでは、ありません。

要は、必要な栄養が、食事でとれるということです。

 

 

この記事では、離乳食の基本について記録しました。
赤ちゃんの時期別の具体的な離乳食の進め方や量、
レシピについては、別の記事で紹介していきます。

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■離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月)についての詳細情報

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