今月のPick UP記事

こんばんは!
男性保育士のあつみです!

年々増加傾向のある児童虐待。

どんな事が原因になるのか?
虐待のサインは?
通報はどうすればいいの?

この記事では、児童虐待の定義と現状を記録していきます。

 

 児童虐待通報は義務

 

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■児童虐待の防止等に関する法律(児童虐待防止法)

この法律では、
保護者が子どもに対して行う
以下の行為を言います。

 

  • 1身体的虐待
    これは所謂暴行です。
    身体に外傷が生じたり、
    外傷が出来るかもしれないような危害を加えることです。

 

  • 2性的虐待
    児童にわいせつな行為をしたり、させたりする事を言います。

 

  • 3育児放棄
    児童の心身の成長を妨げることをしたり、
    食事を与えなかったり、放置することです。

 

  • ネグレクト
    保護者として、養育することを怠る事や、拒否することです。

 

  • 4心理的虐待
    子どもに心理的な外傷を与えたりすること。

 

法律では、これらが虐待の定義となります。
こういった行為が、保護者以外の人から行われると、
刑法による事件となります。

 

●虐待は必ず通報する必要があります!

もし、虐待の事実が発覚して、
気づいた人は、必ず通報しなければなりません。


これは、児童福祉法25条の規定で、決まっています。

例えば、隣の家から、子どもの鳴き声と、
大人の怒号が聞こえてくる…
これは虐待かもしれない…
と思ったら、通報しなければいけないのです。
知らんぷりは出来ない、と言う事ですね。

誰が通報したかという秘密は、守られます。

★児童虐待は、どこに通報すればいいの?

通報先は、各市町村の児童相談所や、 いろんな窓口があります。

全国の児童相談所一覧はこちらです。(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/support/jidousoudan/index.html

また、児童相談所全国共通ダイヤルというものがあります。(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/gyakutai/

こちらは、虐待かも…と思った時に、すぐに通報、相談のできるダイヤルです。

その番号は、「189」です。

最寄りの児童相談所が分からない場合、ここにかければ、
一番近くの相談所に繋がりますので、覚えておいてくださいね!

●児童虐待の通告件数

毎年、どんどん増加しています。
平成2年で、通報が1100件以上あり、
平成15年では、26000件以上になっています。
平成24年で、66000件越えと、
どんどん増えて行っています。

しかし、これはあくまで通報件数です。
実際の数字はもっと大きいものであるので、 
潜在的なものを含めると、 この数字にとどまらないという事です。

●虐待が発生する原因

★虐待の原因①:親の要因

◎親の個人的な資質
  • 精神疾患
  • アルコール依存
  • 薬物中毒
  • 暴力的性格
◎保護者自身のストレス
  • 夫婦不和
  • 近隣との人間関係やトラブル 
  • 経済的な苦しさ、貧しさ
  • 子育てに対する不安
◎社会的孤立
  • 近隣や親戚とのトラブル
  • 学校や保育所でのトラブル
◎虐待の世代間連鎖

自ら幼い時に虐待を受けた人は、自分が親になった時に、
我が子を虐待する確率が、統計的に高いというデータがあります。
その確率は30%ほどと言う、かなり高い数字です。

★虐待の原因②:子どもの要因

  • ①双生児や未熟児
    子育ての負担がとても大きいためのストレス
  • ②我が強く、自分の要求に拘る子や、発達の遅れや慢性の疾患
    思うように子育てが進まない事によるストレス

★虐待の原因③:親子関係の要因

子どもの虐待では、すべての子どもが被害者になる場合と、
ある特定の子どもだけが虐待の対象になる場合があります。

例えば、兄弟の中で一人だけ虐待される…などがあります。

◎虐待者の内訳
  • 実母…71%
  • 実父…15%
  • 継母…4%
  • 実父以外…2%
  • その他…7%
◎被虐待児年齢
  • 0歳…71.4%
  • 1歳…17.8%
  • 2歳以上…3.9%

 

 

●児童虐待の症状

★乳児に見られる症状

  • 表情や、反応が乏しい
  • 特別な病気などがないのに、体重が増加しない
  • いつも不潔な状態
  • おびえたような泣き方をする
  • 不自然な傷や、やけど(タバコ)がある
  • たまに意識レベルが低下する
  • 予防接種や、健康診断をうけた記録がない

★幼児に見られる症状

  • 表情が乏しい
  • 他の子どもや、保育士にうまく関われない
  • かんしゃくがある
  • 他の子どもに対して暴力的である
  • 言語の発達が遅れている
  • 不自然な傷や、タバコのやけどがある
  • 身長、体重の増加が悪い
  • 服や身体が不潔な状態が続く
  • 基本的生活習慣が出来ていない
  • 食べ方ががっついていたり、人に隠れて食べるなどする
  • 虫歯が多い
  • 衣服を脱ぐときに、不安がる、怖がる
  • 年齢に合わない性的な言葉、行為が見られる
  • 他人との身体接触を嫌がる

●虐待のサイン

  • 親が不自然
    子どものケガに関する説明がしどろもどろ、不自然、
  • 子どもが不自然
    発育がよくない、落ち着きがない、
    乱暴な態度、節度なく甘える、無表情
  • 親子関係が不自然
    親が子どもをみる目が冷たい
    言葉のかけ方が乱暴、親の前で子どもが極端に緊張するなど

問題を抱えた過程で、必要な対応や支援をされないまま育った子どもは、
中高生で加害者になってしまい、将来的に虐待者になる傾向が、
統計的なデータで高く結果が出ている。

また、虐待と言うものは、徐々にエスカレートしていくため
早期発見して、対策、支援を行っていく必要があります。

虐待を発見した時点で、早く通報していく事が、
問題の抱えている家族に対しての、支援の第一歩になります。

望まぬ環境で育つ子どもを保護し、家庭の問題を、
一刻も早く解決していく必要があります。

●発見から援助までの流れ

  • ①発見
  • ②相談、通告
  • ③関係機関の情報収集と連携

という流れになります。
ここで、親子の分離が必要かどうかを、判断します。

もし、親と子を分ける必要がある場合は、
保護者に対して、分離する事の同意を得る必要があります。

★親が子どもを一時的に離すことに、同意した場合

養護施設への入所や里親という制度を取ります。

★親が子どもを一時的に離すことに、同意しない場合

一時保護や家庭内裁判所などで、 強制的に引き離します。

★親子分離が不要と判断した場合

この場合は、在宅での援助、来所、訪問などで、
ストレスの軽減につとめたり、経済的な支援、
養護の支援、精神的支援を行っていきます。

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